第3話 「オイリー肌だよコロピックル」の巻
六佐志の飲み仲間である「油山 糊男(あぶらやま のりお)」は、
自他共に認める極度の脂性で、近所の人達から「ペトペトさん」という愛称で呼ばれていた。
ある日、ささいなことから彼女とケンカをした油山は、明日までに脂性を治さないと別れると彼女から告げられる。
日頃からビールなどをおごってもらっていた六佐志は、油山のためにオイリー肌を明日までに治す方法を模索する。
しかしこれといった解決策もなく、路頭に迷っていた時、1軒の新装開店した美容整形外科を見つける。
そのクリニックに六佐志も油山も、わずかな望みをかけるのだが……
(この物語はフィクションです。登場するあらゆる内容について、実在するものとは一切関係ございません。)