ぴっくるでは自社でミニゲームをいくつか作ってリリースしています。
リリースをするのにはいくつか理由があるのですが、ビルド環境を整えてスマホアプリのリリースまでの一連の流れを把握するというのも、その一つです。
スマホアプリは定期的にメンテナンスが必要です。
スマホのOSのバージョンが上がり、レギュレーションが増えたり変更されたりする度に対応が必要です。
放っておくと最悪アプリの公開停止なんて措置もとられてしまいます。
アプリをメンテ更新する場合は、使用するUnityのバージョンも必要に応じて上げます。
ライブラリのバージョンなどもあげる必要がある場合があります。
例えばUnityAdsとかですね。
そしてビルド環境も更新します。
ぴっくるではMac上にJenkinsを置いてビルド環境を作っています。
今回Jenkinsを最新の2.375.2にアップデートしたのですが、起動しなくなってしまいました。
古いのに戻すと動く、徐々に上げていくと、あるバージョンから起動しなくなることが分かり、ネットで検索。
すると2.357からJava11が必須との記事が。
なるほど、今MacのJavaは1.8なので、Javaのバージョンアップが必要なのか。
ということで、Javaのバージョンアップを試みます。
最新はJava18ですが、とりあえずJava17を入れてみて確認。
おお、動いた!
でもビルドしようとすると内部エラーが出るようになり、動作が不安定に。
どうもJava11が良いんだそうで、仕方がないのでJava17をJava11にグレードダウン。
内部エラーは出なくなったのですが、今度はビルドを行うとエラーがでて失敗するようになりました。
これも色々調べて、どうやらグローバル プロパティの環境変数にチェックが入っているのに何も指定していないのが悪さをしているようで、ここを修正したらビルドが通るようになりました。
UnityAdsのバージョンアップに伴うプログラムコードの修正を行い、何とかアプリの更新を完了!
作ったアプリのメンテナンスも大変です(汗)
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