よほどの小型案件でない限り、ゲームシステム全体を設計・実装することはほとんどありません。
そのため仕事とは別に研究用の開発を行っています。
今はフィールド上に電車を置き、レール上を走らせる実験を行っています。
UnityでDollyCartなどを使えば、キャラクターをレールに沿って走らせることは比較的簡単だとは思うのですが、開発研究なので移動処理もUnityの機能を使わずなるべく自前で組んでいきます。
ポイントを複数指定して、そのポイントに沿って移動する機能を作成し、それを使います。
あくまで挙動の確認のため、アセットは無料のものやありものなどで組んでいきます。
そしてある程度実装できたものがこちら。
駅はただのCubeで、地面の上を走ってますね。
まぁ機能確認なのでこれでも十分なのですが、やっぱりちょっと線路の上などを走らせたくなってきます。
直線だけならUnityだけで簡単に作れますが、カーブとなると多少めんどくさいです。
モデリングツールで作るのも良いですが、どうせ見た目がショボイものしか出来上がらないので、アセットストアで探す方が良さそうです。
レールを探すといくつかヒット。
値段は$22。線路以外にも標識なんかもついてくるしお手頃なのでさくっと購入。
線路上にポイントを設置したものをプレハブ化して、線路を敷いたらポイントも設置できるよう調整。
そして線路上に電車を走らせてみると…
おおー、思ってたより雰囲気が出て良い感じ。
テンションが上がったので、駅も既存のパーツを組み合わせて、簡易的なものを作成。
山間を走るようTerrainを調整したり、ああそんなのどうでもいいのに。
電車に乗れるようにもしました。
これも単純に電車の子供オブジェクトとしてSetParentしているのではなく、ParentConstraintを自作していたりしています。
パーツで組み合わせていけるようになると、ついつい遊んでしまいますね。
機能的にはまだまだ足りてなくて、一瞬で電車に乗っているところや、電車に乗っていてもダイナミクスが反応しているところ、音もまだ入れてないですし、運転手なんかも置きたいですね！
音やグラフィックなどのリソースが入ると、ぐっと完成度が上がった「気がする」ので注意が必要ですが、進捗が見えるとやる気も出てくるので、使い分けが大事ですね。
コメント